MITSUBISHI・DERICA D:5
Mitsubishi(三菱自動車)が、1969年より製造販売を行っているミニバンのDERICA(デリカ)がフルモデルチェンジされるようです。
2007年より、販売されているDERICA D:5(デリカD5)が、発売から11年間マイナーチェンジや一部改良しか行っておらず、デリカファンたちが待ちに待ったフルモデルチェンジされ、新型デリカD5が誕生します。
今回は、アウトドアシーンなどで大活躍する新型DERICA D5についてご紹介したいと思います。
車名の由来
まずは、デリカの車名の由来をご紹介しましょう。
デリカは、荷物を運ぶ車という「デリバリーカー(Delivery Car)」を略して名付けられました。
現在、販売されているデリカD:5の「D:5」は、5代目デリカから車名の語尾に付けられています。
「D:5」というのは、5代目デリカと勘違いされがちですが、デリカシリーズのサイズが5段階で設定されていることから、最大サイズのデリカという意味で、「D5」が用いられています。
歴代デリカ
初代デリカ
初代デリカは、マツダボンゴをライバル車として開発された商用バントして、1968年に誕生しました。
2代目デリカ・スターワゴン
2代目デリカは、デリカスターワゴンと車名を変更して1979年にフルモデルチェンジされ誕生しました。
スターワゴンは、1番星のワゴンになってほしいという開発者の熱い想いが込められているそうです。
3代目デリカ・スターワゴン
3代目デリカスターワゴンは、デリカで初めてモノコック構造を採用し、1986年にフルモデルチェンジされました。
今までの商用バンの乗り心地から乗用車の乗り心地になったことで絶大の人気を誇っていました。
4代目デリカ・スペースギア
4代目デリカ・スペースギアは、今までのデリカとは異なり、丸みを帯びたボディ形状へと変更され、1994年にフルモデルチェンジされました。
異例ですが、1999年までは3代目デリカスターワゴンと併売されたモデルでもあります。
当時、天才たまごのミニバンとして大人気だったトヨタ・エスティマの影響を受けたも言われています。
5代目デリカD:5
5代目デリカD:5は、デザインを一新され、衝突安全性能をアップさせ、リブボーンフレームを採用し、2007年にフルモデルチェンジされました。
衝突安全性能試験総合評価では、最高評価を獲得している自動車になります。
6代目デリカ
画像引用元
https://www.autocasion.com/actualidad/pruebas/fotos-espia-del-mitsubishi-delica-2019/
こちらが、今回ご紹介させて頂く、6代目デリカのスパイショットになります。
車両全体がカモフラージュされており、分かりづらいかもしれませんが、フロントデザインが大幅に変更されていることが分かります。
ルーフラインは、Aピラーからリアまでフラット仕様になっています。
また、フロントとリアのオーバーハングが、短く設計されており、広い視界と大容量の荷室を確保しています。
パワートレインは、ガソリンモデルとプラグインハイブリッド(PHEV)になる可能性が非常に高いと予想されています。
現行モデルでは、クリーンディーゼル仕様が売れているようですが、時代の変化によってはなくなる可能性もあると言われています。
発売時期
新型デリカD5の発売時期ですが、現在のところメーカー発表はされていません。
噂によると、2018年末頃にフルモデルチェンジされるといわれているため、最新情報をチェックしてた方がよさそうですね。